一億人に一人の白血病と闘う男の闘病ブログ

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7日後にCT検査を!

市立病院の整形の診察室1にタマキはいた。

ノギスでタマキのシコリの大きさを測るとP.Cに向かって打ち込み、今度は定規を当てて高さを測りまた打ち込んだ、

四角い黒縁眼鏡を掛け、やや細身の30才ぐらいの男性医師は、タマキに質問をいくつか投げ掛けていた。

質問に対してタマキが応えるとその都度P.Cのキーボードをカチャカチャと素早く打ち込んでいた。

タマキは医師の左耳に向けて聞かれたことに対して言葉を発していたが、診察の間はタマキに目を合わせることはなく、P.Cのモニターばかりに目をやっていた。

そして、最後に「CT検査で詳しく調べます。」と言いながら、やっとタマキに向かって顔を向けた。

それも一瞬で、またモニターに目をやった。

「看護師さんから説明がありますので」と言うと、医師の後ろにいた女性看護師がタマキを促すように診察室を出ると、一緒に歩きながら

「一旦1階に降りて頂き左へ向かうとX線受け付けという看板がありますのでそこに行って頂きます。」

というとクリアケースを両手で丁寧にタマキに渡すと、ニコッと微笑んだ。

タマキはそれに対して軽く会釈をすると1Fに降りるエスカーレーターに身を置いた。

ポッキーみたいな30男とは対照的な、ココロのこもった女性看護師の対応に満足しながらエスカーレーターを降りると、

X線の看板を見つけるためにアゴを突き出しながら歩みを進めた。

その受け付けにいる女性にクリアケースを差し出すと、手にしたケースの中からサッと紙を取り出し置いてあるP.Cに身を向け少しかがんで、右手でマウスを操作しながら、「最短ですと、一週間後の14時の予約になりますが、どうされますか?」

それに対してタマキは、早いにこしたことはないと思い。「それでお願いします」と返していた。

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