一億人に一人の白血病と闘う男の闘病ブログ

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ニューパルサー^_^

韮崎 康彦先生の診断書と紹介状を胸に、新潟大学医歯学病院を後にした!

外に出ると何故かすれ違う人々や目に飛び込んでくる景色が新鮮に感じた。

再び新大前からバスに乗り駅を目指した。

万代橋から望む信濃川が悠々と静かに流れていた。「確か演歌か何か?歌の一節にでてくるなあーーー」と、想いを馳せた。

終点の新潟駅に着いたのは午前11時45分。

タミーに病名が確定したことを報告するのにメールは無いだろうと思い、昼休みに電話で話すことにして駅周りを見て歩いた、

でかいノドグロが目に飛び込んできた!塩振り焼きは、んまいだろーなーと昼時だったのでお腹が鳴った。

すぐ近くの食堂で、キツネうどんをすすり、タミーも弁当を買い終わったタイミングでタマキは携帯を手にした。

発信する前に、「白血病!と告げたら仕事が手に付かないだろうか?」と一瞬親指が止まったがボタンを押していた。

「待ってました」とばかり3コールで繋がった。

周りに人が行き交っていたので、左手を口の脇に添えてやや低めの声で、「おー!病名が確定した。落ち着いて???白血病だっけ。」

と告げると

タミーは驚くこともなく、「んだが!」

と短く返した。

少しの間を置いて、タマキは「詳しぐは帰ってがらの。」

タミーは「わがた!」

対して「しばの!」とタマキ

「ハイ!」プーッ プーッ プーッ!

とお互いに何かギコチナイ感じと気を使い合った超ーーー短い会話が終わった。

その時特急いなほの出発時刻まで、小一時間ほどあったのでそれまで・・・とタマキの目に入ったのがパチンコ屋だった。

30代の時にタバコをやめてからパチンコ屋に足を運ぶ事は無かった。

他に行く所が無かったので、ふらっと自動ドアの前に立つとドアが開いた瞬間懐かしい騒音がタマキの微妙なココロを癒した。

歩を進めると、パチンコ台の列を越えるとパチスロ機がズラッと並んでいた。

すると見覚えのある赤と緑のカラーのたった一台だけしかない目の前で動きをとめた。

「まだ生ぎっだが?ビッキャよ!」と思わず声を挙げた!

それは、タマキがスロットを始めるキッカケになった山佐のニューパルサーだった。

赤い7と緑のカエルを揃えるとBIGが確定するものでキャラクターのカエルを、地元コトバで「ビッキャ」と言っていたのとても親しみがあった。

ただ、タマキは赤7の目押しは一枚掛けでもできたが、ビッキャを揃えるのは苦手だった。そんなタマキをスロッターのソウイチからいつも馬鹿にされていた。

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