一億人に一人の白血病と闘う男の闘病ブログ

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幼稚園児がトゥース?

豆粒大のシコリを診てもらうために行きつけの外科へ。

真夏の太陽がギラギラと眩しいなかタマキは、真っ黒なグラサンをかけ、愛車のケートラの窓を全開にしていつものように爪楊枝をくわえ右肘を少し出したぐらいにして車を走らせた。

その外科は、タマキのばあちゃんのユキの姉が嫁いだところだ。運転中に、ふとタマキが幼稚園児の頃の出来事を思い出していた。

その日も暑かった。自宅にあったイエローの、枠が鉄製の折りたたみ式のサマーベッドの可動部の小さい穴に、無意識のうちに左手人差し指を入れた。

途端に「ガリガリッ!」っとにぶい音を立てた。

可動部が動いた。

とっさに入れた左手を引き抜いていた。

すると左手人差し指から、映画でよく見るワンシーンさながら、鮮血が吹き出していた!

気付いた時にはその外科医院のベットの上。

その横には、腕組みをし、厳しい表情をして仁王立ちした親父のイノリがいた。

タマキの視線の先には、真っ白なカベ。カラダは仰向けで痛みもなく顔は右側に向けられていた。イノリの視線の先が気になり、左側に顔を向けるとその様子を見る間も無くグイッともどされた。

子供心に記憶があるのは、帰りの車に乗せられ、イノリから「その格好ずっとしてろ。」
と言われた。

それは、お笑い芸人の春日のギャグ「トゥース」そのもの。

以降真夏の暑い中、歩いて約40分の通園時、クレヨンしんちゃんに出て来るような友達と遊ぶ時、楽しみなオヤツの時間、家に帰ってマブダチのタカキとウルトラセブンごっこをして遊ぶ時、お風呂に入っている時まで、しばらくその生活は続いた。

今でも、左人差し指は右手のそれと比べて、約5ミリぐらい短いのとT字型の縫い目のキズがある。

その傷を見ると厄介な縫合手術をしてくれた、今は亡き初代院長で、今でも近寄りがたい威厳のある風格をしたエイキチ先生を思い出すタマキだった。

しんしやありがどのーーー^^

#トゥース
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#サマーベッド
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